匠町の町名改称之碑

町名改称之碑の全景
町名改称之碑のアップ


町名改称之碑
田母沢御用邸に隣接する田母沢公園の中に、住居表示の記念碑「町名改称之碑」が建っている。 碑は高さ3メートルもあるスマートな形の石碑で、大谷川の自然石を台石にし、その上に根府川石を 使用している。日光市が44年(1969)3月1日から住居表示を行い、それまであった板挽町と大工町を 癈して匠町とし、中本町・下本町・袋町・四軒町を合体して本町とした。旧町名は、それぞれ 東照宮造営当時からの職能別町名として約300年親しんできたものであり、新時代の町名変更 に当り、記念碑を建てて後世に、その名を残そうとするもの。碑文にはその由来などが、くわしく 記されている。裏面には、日光市と日光市住居表示審議会委員(7名)が、建設者として 刻まれている。


碑 文
昭和三十七年(1962)住居表示に関する法律が公布され 日光市 においても 昭和四十四年(1969)三月一日をもって 西町七ケ町 に住居表示が施行された すなわち 四軒町 袋町 中本 町 下本町を統合して本町とし 大工町 板挽町を統合し て匠町に改めた 安川町はそのままであるが 田母沢御用 邸建設当時 原町 上本町 上大工町の住民が移住して出 来た町名であり その歴史的変革を我等住民あいはかり この石に刻し 後世に伝えるものである


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